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1件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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1947-08-20 第1回国会 衆議院 司法委員会公聴会 第1号

穂積公述人 初めの問題は、私は今の民法の條文をどう改正なさつたというようなことを申し上げるつもりはないのです。この祖先の祭祀を主宰すべき者を指定とありますから、そのときに相續人が遺言等で祭はだれがするか、それについてはこれだけ殖やす、その費用に充てるためにこれだけの財産はそのままやつていくということをきめればよろしい。

穗積重遠

1947-08-20 第1回国会 衆議院 司法委員会公聴会 第1号

穂積公述人 憲法の解釈問題は、本日も最高裁判所判事諸君がおられるのでありますから、その御意見を伺うのがほんとうと思いますが、とにかく十四條に「すべて國民は、法の下に平等であつて」云々。何も差別されないと書いてありますから、長男だからどう、男だからどうということになつては、憲法十四條に反しはしないか。こう思つているのでございます。それが決して無理なことじやない。

穗積重遠

1947-08-20 第1回国会 衆議院 司法委員会公聴会 第1号

穂積公述人 それは今法律としての問題でありますが、今のようなお話も結構でありましよう。フランスやスイスの家産制度がうまく行かなかつた一つの理由も、やはり家産を設定することも、取消すことも、全然自由になつておるものですから、ぐあい悪くなればすぐ取消してしまうということでうまくいかない。そこらへんにやはり國家的の何か制度がなければならないと思いますから、御意見のようなことも結構でございましよう。

穗積重遠

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